Arduinoで秋月の気圧センサーを使う(3) : センサーデータのPCでの活用 [電子工作]

SCP1000_GRAPH2.png
前回の製作でセンサーデータを一定間隔でPCに送る仕組みが出来ました。
今回はそのデータをPC側で処理する方法を紹介します。

データを蓄えてExcelなどでグラフ化すると、気圧の高低の傾向が見えて楽しいので、今回はProcessingでグラフを自動的に作成・更新するProcessingスケッチを作成してみました。

Arduinoのスケッチは基本的には前回と同じですが、データの計測間隔を15分ごととし、さらに送信するデータも整数から小数点以下第2位まで出力するように変更しています。

Processing 側ではその計測データをSerial経由で読み込んでグラフを描画します。
bufferUntil(10) を設定することで、シリアルからLF文字(0x0a/10進数で10)を読み込む度にSerialEvent()を呼び出してくれます。Arduino側から println()でデータを送信することで、データの終わりを正しく認識出来るようになっています。

Processingで受信したデータをスペース文字を区切りに分解して、固定サイズの配列にセットします。
その後配列から値を読み出してグラフを描画します。
デザイン力が無いのであまり楽しい画面になりませんでしたが、昼夜が判別出来るほうが見やすいので、深夜0:00を境に前後6時間程度の長さの背景色を暗くさせる工夫を加えてみました。
後から確認できるように受信したデータのログファイルへの書き込みも行います。ただし事前0バイトでProcessingスケッチが保存してあるフォルダーにログファイルを作成しておかないと、Exceptionが発生するので注意してください。

現在はArduino側をブレッドボードから自作シールドに切り替えるべく作業中です。

[作成したProcessingのコード]

<関連リンク>

2010.8.26 20:32 リンク追加

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