Processing を1.0.9にアップデートする

Javaライクな文法とグラフィック関係のコーディングの容易さから多くのフィジカル・コンピューティングのプロジェクトで使われているコンピュータ言語のProcessing。
筆者はいままでは1.0.5を使っていましたが、なにげにprocessing.orgのダウンロードページを見てみると、2009年10月29日に1.0.9がリリースされていました。
リリースノートを見る限りBug Fixが中心ですが「サポートは最新版しかしないよ」と書かれていたので、早速インストールしました。
セットアップ等はないので、配布ファイルを適当なフォルダに展開するだけで作業は完了します。
以下簡単に実際の手順をまとめます。 (Windows XP SP2で実施)

1. ダウンロードページよりprocessing-1.0.9.zipをダウンロード(筆者は with JAVAを選択)
2. ZIPファイルを"C:\Program Files"に展開（"C:\Program Files\processing-1.0.9"が作成される）
3. processing.exeのショートカットを"C:\Documents and Settings\All Users\スタート メニュー\プログラム"に作成
4. 動作確認後に、同じ手順でインストールした旧バージョンを削除

各バージョンの内容をサマリします。

バージョン：1.0.6
公開日：2009年8月12日
内容：バグフィックスといくつかの小さな変更. 重要なのはJOGLライブラリを全く新しくしたこと.これにより OpenGL Appletが"expired certificate"エラーを起こすことがなくなる.

バージョン：1.0.7
公開日：2009年9月4日
内容：バグフィックスと更新及びMac OS X Snow Leopardのための調整.

バージョン：1.0.8
公開日：2009年10月18日
内容：多くのバグフィックス.（A bonfire of bug fixes→かがり火でBUGを盛大に燃やしたという意味なんでしょうかね）

バージョン：1.0.9
公開日：2009年10月20日
内容：Happy birthday to Casey! （→開発者の一人Casey Reasさんの誕生日だったようです。BUG FIX数件）

2009/12/15 誤字および一部文章修正

タグ：1.0.9 Processing